BTS初映画で今まで一度も語ることのなかった想いを語るメンバー

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BTS初ドキュメンタリー映画が公開

 グローバルに活躍する韓国の7人組男性グループ「BTS」の 2019年5月から10月にかけて世界10都市を熱狂させたBTS(防弾少年団)のワールドスタジアムツアー、「LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF」に密着した音楽ドキュメンタリー映画、『BREAK THE SILENCE: THE MOVIE』が9月10日(木)より公開。

韓国アーティストで初となるロンドン・ウェンブリースタジアムでの単独公演をはじめ、ロサンゼルス、シカゴ、ニューヨーク、サンパウロ、パリ、大阪、静岡、リヤド、そしてソウルまで、世界の全10都市をめぐったツアーに密着。

ステージ上では華麗なアーティストとしてファン達と出会ったBTSのメンバー達が、公演を終えた舞台裏で、今まで一度も語ることのなかった秘めた想いを語る姿が描かれる。
ライブの実施が難しい今、過去のステージを振り返る素敵な映画になりそうな予感。

2018年に『BURN THE STAGE』、2019年に『BRING THE SOUL』と過去2回に渡ってドキュメンタリー映画を公開しているBTS。
それに続く新たなドキュメンタリー映画が、2020年9月に全世界で同時公開されることとなった。

BTSが映画で語った秘めた想い

 3作目となる今回の副題は”PERSONA”。
彼らの6枚目のミニアルバム『MAP OF THE SOUL:PERSONA』、また同アルバム収録曲「Intro:Persona」としても登場した言葉でもある。

 PERSONA(ペルソナ)とは、私たち人間が持ち合わせている様々な「顔」のこと。心理学における概念として知られ、BTSの作品にも関わりを見せるカール・グスタフ・ユングが提唱したものである。ペルソナはもともと古典劇で役者がつけていた仮面を指す言葉であったが、人々の持つ様々な面を仮面に見立ててユングがこう呼んだのが現在の概念の始まりになった。

 「Intro:Persona」は、“「俺は誰なのか?」一生問い続けてきた質問”で始まり、曲中でも何度も〈Who the hell am l ?(俺は一体誰なのか)〉と自問自答が繰り返されるのである。  

この副題の表す通り、今作では初めから終わりまで一貫して、彼らの中に存在する“世界的アーティストであるBTSのメンバー”と“韓国に生まれた20代の青年”の2つの面を意識させられるだろう。ステージ上で“アイドル”として輝く彼らが舞台を降りたとき、1人の人間として何を考えているのか。映画が上映されている約90分の間、私たちは彼らの秘めた想いに耳を傾ける。

BTSメンバー挨拶で葛藤も

冒頭で印象的だったのはBTSメンバー7人による一人ひとりの挨拶。

彼らは「BTSの◯◯/本名は◯◯です」と活動名と本名で自己紹介をしたことだ。この自己紹介の指示に戸惑うメンバーもいれば、すんなりと挨拶をこなすメンバーもいた。

 そして、それぞれが自我について考えていた。BTSのメンバーとしてあるべき姿と、もともと存在する“自分”について。  彼らの中で共通していたのはしっかりと自分の2つの面を認識しているということだった。

JUNGKOOKはこのことに関して、デビューした時と現在で違う考えを持っているようだ。心も身体も成長する時期に、人気を獲得するにつれて重くなっていく周囲からの期待やプレッシャーと向き合いながら過ごすこととなったJUNGKOOK。彼はその過程で“自我”についても向き合いつつ自分なりの考えを得ていったのだろう。

 また、最年長のJINは「JINとキム・ソクジンは分離する」と答えていた。その心のうちにはファンに対する愛が込められており、ファンを大切にし、ファンを想うが故に自分のあり方を真剣に考えている姿が印象的だった。V、SUGAはそれぞれ自分の理想とするVの姿、SUGAの姿があるようだった。

その“理想”はもちろん同じではなかったが、ファンに見せたい姿やしてあげたいことがたくさんあると話していた。2人からは“楽しさ”を大切にするという共通点も伺えると同時に、「Vとして、そしてキム・テヒョンとしての存在をどちらも大切にする姿」「SUGAとしてあるべき形を貪欲に追求し続ける姿」が人前に立つ自覚を持った”プロ”であるということを改めて感じさせる。

青春をすべてBTSに捧げた

 そしてJ-HOPEは、青春はすべてBTSに捧げたと言っていた。それゆえに手放したら自己紹介ですらもぎこちなくなるかもしれない、とも。彼にとってはBTSが日常であり、また、そこに自分の自我も存在しているのかもしれない。

BTSについて「歳をとって思い出した時に涙が出るだろう」とはにかんで答えたJ-HOPEはとても眩しかった。 JIMINもまた、「BTSはどうして進み続けるのか」という問いと「人生の意味」を問われたときの答えは同じだと言っていた。“楽しいから”、“一緒にいるのが楽しいみたいだ”と、メンバーやグループへの愛をにじませた。

リーダーのRMはこの映画を通してファンに多くのメッセージを伝えてくれた。彼が自分自身に向けた言葉は、全ての人にとって大切になるものだからだ。映画の始まりに登場する今回のツアーの最終公演でのコメントから、ツアータイトル『LOVE YOURSELF』の通り自分を愛することに対するRMの考えまで、彼の想いが詰まった言葉が届いてくる。

メンバーが目指すBTSの姿

 スタジアムでの公演は花火が締めくくり、それぞれが様々な想いを抱きながらBTSとARMYがその瞬間を共有した。今や世界から愛を受ける彼らが、デビュー時から何も変わっていないと言い切ることはできない。

ただ、彼らはしっかりと自分という存在の根底にBTSのメンバーとしてではない“自分”や信念を持ち続けることができているのだろう。  

日々歴史を更新し続け、世界中で愛されているBTSのメンバーもまだ20代の青年である。彼らが何を考え、何を大切にしながらグローバルスターへの階段を着実に登って行っているのか。

そして、彼らが目指す“BTS”の姿とはどんなものなのか。貪欲に、しかし謙虚にあり続ける私たちの星の物語にぜひ耳を傾けてほしい。

引用
https://news.yahoo.co.jp/articles/590e59ead569b11764e301275c4fa22755838727?page=1
https://party-channel.com/archives/30351

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